豊岡市 N様邸
古いものを生き返らせると新しいものにはない魅力がある。古材にはそんな魅力があると思います。
ただ飾りとして使用せず、構造の一部として再利用する。そうすることで本来の魅力が出せると考えています。
LDKの中心にある大黒柱は、以前建っていたおばあちゃんの家から譲り受けたもの。そこに古材の梁を架け家の中心をがっしりと支えています。
玄関には畳を敷き、昔の台所みたいに1段下がったキッチン....建具の高さも5尺8寸と昔のサイズ。
リビングの中心には吹抜けとトップライトを設け2階との空間を繋いでいます。家族思いのオーナーさんの発想です。
外観はシンプルに使った色も2色だけですが、玄関周りで古材と土壁を使う事で印象的に。
他にも仕上げディティールなどで色々とこだわった建物です。うちで最初に古材を使った建物ですね。
名称 |
N邸 新築工事 |
所在地 |
豊岡市伏 |
用途 |
住宅 |
主な仕上げ材 |
造作材/タモ材+ケヤキ材+さくら材 床材/すぎフローリング 外壁材/小国杉+ガルスパン+土壁(中塗り仕上げ) |
施工面積 |
155u |
竣工 |
2006年6月 |